いつか、きっと。
ピンポーン♪
「こんばんはー。すみませんねこんな時間にまた来ちゃって」
「いらっしゃい!私も急でびっくりしたとけど友也がね、ふふふふふ。あ、明日美ちゃん友也の部屋で待っとってね」
「おばさんごめんなさい。お邪魔します……」
お母さんとおばさんはもう話に夢中になってる。
友也の部屋、久しぶりだな。
ひょこっと中を覗いたけど部屋の中には居なかった。
確かに『待っとってね』とは言われたけど一体どこに?
中に入っていいものか迷っていると背後から足音が聞こえた。
何気なく振り向くと……。
「ぎゃぁ!!なっ、ななななな」
なんで上半身裸なの!!友也!!
「あーもう来た?先に風呂入ったけん。部活帰りで汗臭かったらマズかろうと思うて。おばちゃん来てくれて良かったな」
「う、うん。思いっきり笑われたけどね」
それより早くシャツ着てよ!
目のやり場に困るじゃないの……。
「なんしよっと明日美。早よう入れば?」
いつの間にかTシャツを着た友也が私を部屋に招き入れた。
部屋で二人きりなんて小学生以来でドキドキしちゃう。
「早速けど課題はこのテキストの問題ばノートに解いて提出せんばとさ」
変に意識してしまいそうだから、誤魔化すように課題に集中するフリをする。
「テキスト俺らと一緒たい。いまどこばしよると?」
友也の手が私の方に伸びてきただけで心臓がバクバクする。
その手は私に触れることなくテキストのページを捲っていく。
その手の動きにさえ見とれてしまうなんて。
「俺らがしよるとはこの辺かな」
友也が開いたページはテキストの後半で、私にとってはまだ未知の領域だった。
「えっ、もうそがんとこまで進んどると!?さすが天下の南海。うったちはね……」
友也が捲ったページを逆戻り。
全体からすると三分の一程度のところを指した。
「こんばんはー。すみませんねこんな時間にまた来ちゃって」
「いらっしゃい!私も急でびっくりしたとけど友也がね、ふふふふふ。あ、明日美ちゃん友也の部屋で待っとってね」
「おばさんごめんなさい。お邪魔します……」
お母さんとおばさんはもう話に夢中になってる。
友也の部屋、久しぶりだな。
ひょこっと中を覗いたけど部屋の中には居なかった。
確かに『待っとってね』とは言われたけど一体どこに?
中に入っていいものか迷っていると背後から足音が聞こえた。
何気なく振り向くと……。
「ぎゃぁ!!なっ、ななななな」
なんで上半身裸なの!!友也!!
「あーもう来た?先に風呂入ったけん。部活帰りで汗臭かったらマズかろうと思うて。おばちゃん来てくれて良かったな」
「う、うん。思いっきり笑われたけどね」
それより早くシャツ着てよ!
目のやり場に困るじゃないの……。
「なんしよっと明日美。早よう入れば?」
いつの間にかTシャツを着た友也が私を部屋に招き入れた。
部屋で二人きりなんて小学生以来でドキドキしちゃう。
「早速けど課題はこのテキストの問題ばノートに解いて提出せんばとさ」
変に意識してしまいそうだから、誤魔化すように課題に集中するフリをする。
「テキスト俺らと一緒たい。いまどこばしよると?」
友也の手が私の方に伸びてきただけで心臓がバクバクする。
その手は私に触れることなくテキストのページを捲っていく。
その手の動きにさえ見とれてしまうなんて。
「俺らがしよるとはこの辺かな」
友也が開いたページはテキストの後半で、私にとってはまだ未知の領域だった。
「えっ、もうそがんとこまで進んどると!?さすが天下の南海。うったちはね……」
友也が捲ったページを逆戻り。
全体からすると三分の一程度のところを指した。