我の日々より難解な
我の日々より難解な
夜起きあがると目の前には私がいた。どうしたのだい、と聞くとお前が俺を殺したのだと言う。全く訳の解らないことなので、これは夢なのだろうと思う。とりあえず私は君とよんで会話をした。
「君は一体どうして私に殺されたと言うのだ」
君はついてくるといいと言い、私はその後を着いていった。君が二階の窓を開けると、大量の水か部屋に流れ込んだ。その勢いに目を瞑って流されていると、ある部屋にたどり着いた。真っ白な部屋だった。あまり白く、影が無いのが不思議だった。一体ここに光はどうやってあるのだろうと考えた。例えこれが夢の世界でも、理科系の教員免許を持ったばかりの私はこの風景に疑問を持たずに入られなかった。
「いいかい」、君は言った。
「昔はこの部屋に、影があった」。ああ、そうなのか、と私は思った。
「だけど今は無い。これがどういうことが解るかい」
「解らないが、私はここにいるのかどうかそれが問題だ」
「貴方はここにいないのだけど、意識はここにあるのだよ」
すると突然視界が真っ暗になった。だんだんと目がなれてくると、私は車の横に立っていた。車については詳しくないが、それは左ハンドルだった。
「乗りなさい」
運転席にいた犬にそういわれた私は隣の助手席に乗った。内装はベニヤ板のようだった。
「君は一体どうして私に殺されたと言うのだ」
君はついてくるといいと言い、私はその後を着いていった。君が二階の窓を開けると、大量の水か部屋に流れ込んだ。その勢いに目を瞑って流されていると、ある部屋にたどり着いた。真っ白な部屋だった。あまり白く、影が無いのが不思議だった。一体ここに光はどうやってあるのだろうと考えた。例えこれが夢の世界でも、理科系の教員免許を持ったばかりの私はこの風景に疑問を持たずに入られなかった。
「いいかい」、君は言った。
「昔はこの部屋に、影があった」。ああ、そうなのか、と私は思った。
「だけど今は無い。これがどういうことが解るかい」
「解らないが、私はここにいるのかどうかそれが問題だ」
「貴方はここにいないのだけど、意識はここにあるのだよ」
すると突然視界が真っ暗になった。だんだんと目がなれてくると、私は車の横に立っていた。車については詳しくないが、それは左ハンドルだった。
「乗りなさい」
運転席にいた犬にそういわれた私は隣の助手席に乗った。内装はベニヤ板のようだった。