課長の瞳で凍死します ~羽村の受難~
なんとなく、真湖がそのスマホに出る。
「もしもしー?」
と言うと、
『あっ、真湖りんっ』
と羽村の声がした。
『まだ起きてる?
ねえ、貢物持ってくから、今から遊びに行ってもいい?
ちょっと人連れてっ』
と言う。
なにか切羽詰まった感じだった。
「……貢物ってなんですか?」
と言うと、なんでもいいよ、と羽村は言ってくる。
太っ腹だな、と思いながら、
「じゃあ、コンビニのプリンで」
と言うと、
『えっ? そんなのでいいのっ?』
と羽村は訊き返してきた。
「もしもしー?」
と言うと、
『あっ、真湖りんっ』
と羽村の声がした。
『まだ起きてる?
ねえ、貢物持ってくから、今から遊びに行ってもいい?
ちょっと人連れてっ』
と言う。
なにか切羽詰まった感じだった。
「……貢物ってなんですか?」
と言うと、なんでもいいよ、と羽村は言ってくる。
太っ腹だな、と思いながら、
「じゃあ、コンビニのプリンで」
と言うと、
『えっ? そんなのでいいのっ?』
と羽村は訊き返してきた。