課長の瞳で凍死します ~羽村の受難~
「なんでですか……」
と言う羽村に、
「悪党の友だちは悪党だろう」
と言い放つ。
まだ、昔、羽村さんが私にキスしてきたことを根に持っているようだ……。
「行かないんだろ? 羽村」
となんだかんだで羽村が居なくなったら寂しいらしい三上が羽村にそう言っている。
「まあ、行かないと思うけど。
慣れたところを変わるのもしんどいし。
今の方が安定してるし」
だが、羽村は人のいいところも、ないでもないでもないので、もしかしたら、友だちに頼まれたら、そっち行っちゃうかもなーと思って見ていると、
「なに? 真湖りん。
僕が居なくなったら、寂しい?」
と羽村は笑って訊いてくる。
と言う羽村に、
「悪党の友だちは悪党だろう」
と言い放つ。
まだ、昔、羽村さんが私にキスしてきたことを根に持っているようだ……。
「行かないんだろ? 羽村」
となんだかんだで羽村が居なくなったら寂しいらしい三上が羽村にそう言っている。
「まあ、行かないと思うけど。
慣れたところを変わるのもしんどいし。
今の方が安定してるし」
だが、羽村は人のいいところも、ないでもないでもないので、もしかしたら、友だちに頼まれたら、そっち行っちゃうかもなーと思って見ていると、
「なに? 真湖りん。
僕が居なくなったら、寂しい?」
と羽村は笑って訊いてくる。