Happy Birthday!~私の宝物~
私は、今日もスマホに入っているゲームを開いてクエストに行く。
「うわ~……強い!」
私がやっているこれは、リアルタイムRPG。簡単操作で、他の人とも繋がることが出来るゲームだ。
『陽彩(ひいろ)、ふわり!ひたすら体力を削って!私が援護する!』
一緒に私と同じクエストに行っている、フレンドでヒーラーの愛音(あのん)の言葉に、私は素早く文字を入力し、『了解』と送った。
『うぉぉ!!』
その言葉とともに、同じく私のフレンドでウィザードのふわりは魔法を放つ。ランサーである私もひたすら攻撃した。
陽彩こと村上 真弥(むらかみ まや)は、バトルゲーム好きの高校三年生の女の子。
両親から性別を間違えて生んでしまったと言われるほど、男子みたいな性格……らしい。
「……よし、倒したっ!」
私は、思わず笑った。いやぁ……倒せないはずのモンスターを倒せた時は、気持ちが良いなぁ。
クエストを終えた私は、チャットを開くと『ごめん、ご飯だから落ちるね!』と返してゲームを切る。
そして、私はリビングへ向かった。テーブルの上には、人数分の料理が並べられている。両親から冷たい視線が刺さった。
私は、そんな目を気にせずに席に着く。私は、両親から差別をされていた。……兄弟差別ってやつ?でも、きちんと料理は作ってくれるから、そこは感謝しなければならないのかもしれない。
「うわ~……強い!」
私がやっているこれは、リアルタイムRPG。簡単操作で、他の人とも繋がることが出来るゲームだ。
『陽彩(ひいろ)、ふわり!ひたすら体力を削って!私が援護する!』
一緒に私と同じクエストに行っている、フレンドでヒーラーの愛音(あのん)の言葉に、私は素早く文字を入力し、『了解』と送った。
『うぉぉ!!』
その言葉とともに、同じく私のフレンドでウィザードのふわりは魔法を放つ。ランサーである私もひたすら攻撃した。
陽彩こと村上 真弥(むらかみ まや)は、バトルゲーム好きの高校三年生の女の子。
両親から性別を間違えて生んでしまったと言われるほど、男子みたいな性格……らしい。
「……よし、倒したっ!」
私は、思わず笑った。いやぁ……倒せないはずのモンスターを倒せた時は、気持ちが良いなぁ。
クエストを終えた私は、チャットを開くと『ごめん、ご飯だから落ちるね!』と返してゲームを切る。
そして、私はリビングへ向かった。テーブルの上には、人数分の料理が並べられている。両親から冷たい視線が刺さった。
私は、そんな目を気にせずに席に着く。私は、両親から差別をされていた。……兄弟差別ってやつ?でも、きちんと料理は作ってくれるから、そこは感謝しなければならないのかもしれない。
< 1 / 13 >