クリスマスの夜に、ただ一つの願い事を

「そうですね。わかりました──」


真依、真依、俺の声が聞こえているかな。


俺は、今でも、真依のことが好きだ──。


小さかった頃から、ずっと、変わらず、真依のことがずっと好きだった。


ただ、笑顔だけでもいい。


真依の笑っている顔を一度だけでもいいから俺は見たい。

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