【放浪恋愛】アリョーナの旅路~ソッフィオーネを鳴らすまで
第18話
アタシは、2014年の12月20日にボストンの港から長距離フェリーに乗って、大西洋を渡ってリスボンの港まで行きました。
リスボンにたどり着いた後、アタシは生まれ故郷の極東ロシアをめざして、旅をしていました。
…が、しかし…
アタシは、極東ロシアへ帰ることがでませんでした。
時は流れて…
2029年・イタリアミラノにて…
36歳のアタシは、極東ロシアに帰らずにミラノでひとり暮らしをしていた…
来年には生まれ故郷に帰ろう…
来年帰れなくても、再来年に帰ればいいのだ…
そんな気だるい気持ちをズルズルと引きずって暮らしていたので、アタシは、知らぬ間に帰る国をなくしていた…
アタシはリスボンの港に着いた後、モスクワを目指して、ヒッチハイクをしていた…
いろんな車を乗り継いで旅をポルトガルからスペインを通って、フランスまで行ってた…
けれど、途中で所持金が大きく減少したので、残りは7ユーロしかなかった…
バイトをして、どうにか所持金が5000ユーロに回復したので、再びモスクワをめざして、旅を始めていた…
2015年の7月に、アタシはイタリアに入国をしたけど、また所持金が大きく減少をしたので、70セントになっていました。
再びアタシは、バイトをして旅費を稼いでいた…
2015年11月に所持金は8500ユーロに増えたので、鉄道を乗り継いで、モスクワまで行こうと決めた…
けれど、ミラノ北駅(マルペンサ・エクスプレス駅)の窓口で国際列車の切符を買おうとした時に、チケット代が足りなかったのでチケットを買うことができなかった…
…と言うのはタテマエで…
ホンネは、生まれ故郷に帰りたくないと言う気持ちの方がより強くなっていたので、足が凍りついていた…
そう言うわけで、アタシはミラノでひとり暮らしをしていると言うこと…
故郷へ帰ることをやめたアタシは、ミラノ市内のセーナト通りにある小さなアパートでひとり暮らしをしていた…
バイトは、朝は6時から10時までチャオ(セルフサービスレストラン)のチュウボウの皿洗いのバイトをして、昼は1時から夕方5時までグランドホテルエ・デ・ミランにて水回りの清掃のバイトのふたつを掛け持ちして働いていた…
もう少しおカネがほしいときは、セリエAの試合がある日にサン・シーロスタジアムに行って、ジェラートの売り子さんのバイトもしていたし、イギリスの男性雑誌のグラビアのヌードモデルもしていた…
ミラノに来て3年になると、アタシは、生まれ故郷なんかすっかり忘れていた…
同時に、アタシの実家のこともきれいに忘れていた…
それとまた同時に、アタシは幸せになるチャンスを逃していた…
2029年2月14日のことであった…
(カランカランカラン…)
アタシはカフェレストランでのバイトを終えた後、昼のバイト先であるホテルの清掃のバイトへ向かう途中にあるサン・フェデーレ教会の近くの広場にやって来た…
この日、1組のカップルさんの結婚式が行われていた…
挙式のあと、カップルさんはふたりでウェディングベルを鳴らしていた…
アタシは、幸せイッパイのカップルさんを見た時に顔が曇ってしまった…
アタシは…
どうして、結婚生活が長続きしなかったのかな…
離婚と再婚をくり返していたから…
アタシは、幸せになることができなかったのよ…
アタシは…
このままでいいのだろうか…
アタシは、ドイツにいた時に結婚をしたダンナとドカバキの大ゲンカを起こして離婚をした…
その次に、フランスで再婚をしたダンナとも、性格の不一致などで大ゲンカを繰り返していた…
ボストンで再婚をした時のダンナやシカゴでお見合いをした時の相手ともひどい大ゲンカを起こしていた…
そう言ったことは、ハバロフスクで集団レイプの被害を受けたトラウマが元凶だったと思う…
アタシは今も、19歳の時に受けたトラウマを引きずったまま暮らしていたので、結婚や恋愛の話を聞くたびに『どうしてアタシだけは…』と思って、顔が曇っていた…
アタシは、イタリアに来てから4年目に5人の男性とお見合いをしたけど、そのうちの4人はアタシがソッケツで断っていた…
けれど、5人目の男性とは相性が合ったので実際に再婚をした…
挙式を挙げた日の夜、ダンナに抱かれていた時に19歳の時に受けた集団レイプのトラウマが原因でサクラン状態におちいって、大声でさけんでしまった…
アタシはダンナに抱かれることがこわいと感じたので、挙式の翌日に離婚をしてしまった…
他の4人については、カレがマザコンだったからお見合いをソッケツで断った…
だからアタシは、ダンナなんかいらないのよ…
アタシは…
男なんか…
必要ないのよ…
時は流れて…
2029年3月14日のことでありました。
アタシは、セリエAのACミランのホームゲームが開催されているサン・シーロスタジアムのスタンドでジェラートの売り子さんのバイトをしていました。
試合終了後、アタシは日当80ユーロを受け取って、アパートに帰ろうとしていた時であった…
売り子会社の社長さんが、アタシを呼び止めて『一緒に晩ごはんを食べに行きませんか?』と誘われたので、アタシは社長さんと一緒に晩ごはんを食べに行きました。
ところ変わりまして、ミラノ中央駅付近にあるドーリア・グランドホテルにあります高級レストランにて…
レストランの予約席のテーブルの上には、3人分の食器が並べられていた…
アタシはこの時、もうひとりどなたが来られるのかな…と思っていた…
アタシと社長さんがレストランに入ってから20分後に、ネイビーのスーツ姿の男性がアタシと社長さんが座っている席にやって来られました。
「おじさま、ただいま到着しました。」
「おお、ルガーノ…よく来てくれたな。」
ネイビーのスーツ姿の男性は、社長さんのおいごさんで名前はルガーノさんと言います。
ルガーノさんは38歳で、今も独身のままであったので『40代が近くなると言うのにどうして嫁さんが来てくれないのだろうか?』と社長さんが心配をしていた…
だから、お見合い相手にアタシを選んで、お膳立てをした…
ルガーノさんのお仕事は、コモ市内にある社長さんが経営している小さな商社で営業マンをしていて、年収は8万ユーロであります。
家は、コモ湖に面した通りにあります。
同居している家族は、お母さまひとりだけであります。
お見合いの席で、ルガーノさんはひとめでアタシのことを気に入ったので『今すぐにでも、アリョーナさんとお付き合いがしたい。』と言うていた…
けれども、アタシは気持ちの整理ができていないので、4~6日考えさせてほしいと社長さんに伝えた…
この時、アタシは5度も結婚生活に失敗していたので、ルガーノさんとのお付き合いをためらっていた…
そんな時に、社長さんから電話で『ルガーノと会ってほしい…』と言われたので、アタシはルガーノさんとお付き合いをすることとあいなった…
お見合いから10日後の3月24日のことであった…
アタシは、気持ちの整理がつかない中でルガーノさんとお付き合いを始めました。
ルガーノさんと会いますと社長さんには伝えておいたけど、一度付き合ってみてダメだったら断ると言うことに変わりはなかった…
最初のデートは、軽くごはんでも食べながらおしゃべりをすることから始めた…
ふたりは、ドゥオーモ広場で待ち合わせをして、出会った後レストランに行って、軽くランチを摂りながらふたりで楽しくおしゃべりをして過ごしていた…
2回目以降のデートは、センピオーネ公園の中にある市立水族館に行ったり、ナヴィリオ運河を通る小さな遊覧船に乗って、ミラノデートを楽しむなどして、2ヶ月間を過ごしていた…
そして、12回目のデートはセンピオーネ公園へ行きました。
公園のベンチに座って、ふたりでお話をしている時に、ルガーノさんはアタシにプロポーズをしました。
ルガーノさんは、小さな箱を取り出して、箱の中に入っている給料3ヶ月分のカメリアダイヤモンドのエンゲージリングを手に取って、リングをアタシの右の薬指につけた後に、アタシの手のひらにそっとキスをした…
「アリョーナ…ぼくの妻になってほしい…ぼくには…アリョーナが必要なのだよ…アリョーナ…」
アタシは、ルガーノさんからのプロポーズの言葉を聞いて、うれしくなったので、涙がポロポロとこぼれていた…
2029年6月の第1日曜日に、アタシはルガーノさんとふたりきりでサンタゴスティーノ教会で結婚式を挙げた…
アタシは、再び白いウェディングドレスを着ることができた…
教会のチャペルにて…
アタシは、ルガーノさんとふたりで神父さんの前で結婚のちかいをのべました。
ふたりは、永遠の愛をちかった後に婚礼指輪を交わした…
そして…
ルガーノさんは、アタシのウェディングベールを上げて、アタシを抱きしめてキスをした…
何度も何度も繰り返してキスをして行くうちに、アタシの身体(からだ)にルガーノさんの優しさがなじんでいた…
「アリョーナ。」
「ルガーノさん。」
「ぼくは…アリョーナだけを愛するよ…」
アタシはうれしくなって、涙がポロポロとこぼれていた…
(カランカランカラン…)
そしてアタシは、ルガーノさんと一緒にウェディングベルを鳴らしました。
やっと…
ソッフィオーネ(の鐘)を鳴らすことができた…
アタシはうれしくうれしくて、涙がいっぱいあふれていた…
ソッフィオーネは、イタリア語でタンポポと言っていた…
タンポポの綿毛に、アタシとルガーノさんの愛情をつめて、たくさんの幸せと慶びを届けたい…
アタシは、36歳でやっと見つけた本当の女の幸せを守って行こうと決意しました。
今度こそ…
アタシは幸せになるわ…
めでたしめでたし…
リスボンにたどり着いた後、アタシは生まれ故郷の極東ロシアをめざして、旅をしていました。
…が、しかし…
アタシは、極東ロシアへ帰ることがでませんでした。
時は流れて…
2029年・イタリアミラノにて…
36歳のアタシは、極東ロシアに帰らずにミラノでひとり暮らしをしていた…
来年には生まれ故郷に帰ろう…
来年帰れなくても、再来年に帰ればいいのだ…
そんな気だるい気持ちをズルズルと引きずって暮らしていたので、アタシは、知らぬ間に帰る国をなくしていた…
アタシはリスボンの港に着いた後、モスクワを目指して、ヒッチハイクをしていた…
いろんな車を乗り継いで旅をポルトガルからスペインを通って、フランスまで行ってた…
けれど、途中で所持金が大きく減少したので、残りは7ユーロしかなかった…
バイトをして、どうにか所持金が5000ユーロに回復したので、再びモスクワをめざして、旅を始めていた…
2015年の7月に、アタシはイタリアに入国をしたけど、また所持金が大きく減少をしたので、70セントになっていました。
再びアタシは、バイトをして旅費を稼いでいた…
2015年11月に所持金は8500ユーロに増えたので、鉄道を乗り継いで、モスクワまで行こうと決めた…
けれど、ミラノ北駅(マルペンサ・エクスプレス駅)の窓口で国際列車の切符を買おうとした時に、チケット代が足りなかったのでチケットを買うことができなかった…
…と言うのはタテマエで…
ホンネは、生まれ故郷に帰りたくないと言う気持ちの方がより強くなっていたので、足が凍りついていた…
そう言うわけで、アタシはミラノでひとり暮らしをしていると言うこと…
故郷へ帰ることをやめたアタシは、ミラノ市内のセーナト通りにある小さなアパートでひとり暮らしをしていた…
バイトは、朝は6時から10時までチャオ(セルフサービスレストラン)のチュウボウの皿洗いのバイトをして、昼は1時から夕方5時までグランドホテルエ・デ・ミランにて水回りの清掃のバイトのふたつを掛け持ちして働いていた…
もう少しおカネがほしいときは、セリエAの試合がある日にサン・シーロスタジアムに行って、ジェラートの売り子さんのバイトもしていたし、イギリスの男性雑誌のグラビアのヌードモデルもしていた…
ミラノに来て3年になると、アタシは、生まれ故郷なんかすっかり忘れていた…
同時に、アタシの実家のこともきれいに忘れていた…
それとまた同時に、アタシは幸せになるチャンスを逃していた…
2029年2月14日のことであった…
(カランカランカラン…)
アタシはカフェレストランでのバイトを終えた後、昼のバイト先であるホテルの清掃のバイトへ向かう途中にあるサン・フェデーレ教会の近くの広場にやって来た…
この日、1組のカップルさんの結婚式が行われていた…
挙式のあと、カップルさんはふたりでウェディングベルを鳴らしていた…
アタシは、幸せイッパイのカップルさんを見た時に顔が曇ってしまった…
アタシは…
どうして、結婚生活が長続きしなかったのかな…
離婚と再婚をくり返していたから…
アタシは、幸せになることができなかったのよ…
アタシは…
このままでいいのだろうか…
アタシは、ドイツにいた時に結婚をしたダンナとドカバキの大ゲンカを起こして離婚をした…
その次に、フランスで再婚をしたダンナとも、性格の不一致などで大ゲンカを繰り返していた…
ボストンで再婚をした時のダンナやシカゴでお見合いをした時の相手ともひどい大ゲンカを起こしていた…
そう言ったことは、ハバロフスクで集団レイプの被害を受けたトラウマが元凶だったと思う…
アタシは今も、19歳の時に受けたトラウマを引きずったまま暮らしていたので、結婚や恋愛の話を聞くたびに『どうしてアタシだけは…』と思って、顔が曇っていた…
アタシは、イタリアに来てから4年目に5人の男性とお見合いをしたけど、そのうちの4人はアタシがソッケツで断っていた…
けれど、5人目の男性とは相性が合ったので実際に再婚をした…
挙式を挙げた日の夜、ダンナに抱かれていた時に19歳の時に受けた集団レイプのトラウマが原因でサクラン状態におちいって、大声でさけんでしまった…
アタシはダンナに抱かれることがこわいと感じたので、挙式の翌日に離婚をしてしまった…
他の4人については、カレがマザコンだったからお見合いをソッケツで断った…
だからアタシは、ダンナなんかいらないのよ…
アタシは…
男なんか…
必要ないのよ…
時は流れて…
2029年3月14日のことでありました。
アタシは、セリエAのACミランのホームゲームが開催されているサン・シーロスタジアムのスタンドでジェラートの売り子さんのバイトをしていました。
試合終了後、アタシは日当80ユーロを受け取って、アパートに帰ろうとしていた時であった…
売り子会社の社長さんが、アタシを呼び止めて『一緒に晩ごはんを食べに行きませんか?』と誘われたので、アタシは社長さんと一緒に晩ごはんを食べに行きました。
ところ変わりまして、ミラノ中央駅付近にあるドーリア・グランドホテルにあります高級レストランにて…
レストランの予約席のテーブルの上には、3人分の食器が並べられていた…
アタシはこの時、もうひとりどなたが来られるのかな…と思っていた…
アタシと社長さんがレストランに入ってから20分後に、ネイビーのスーツ姿の男性がアタシと社長さんが座っている席にやって来られました。
「おじさま、ただいま到着しました。」
「おお、ルガーノ…よく来てくれたな。」
ネイビーのスーツ姿の男性は、社長さんのおいごさんで名前はルガーノさんと言います。
ルガーノさんは38歳で、今も独身のままであったので『40代が近くなると言うのにどうして嫁さんが来てくれないのだろうか?』と社長さんが心配をしていた…
だから、お見合い相手にアタシを選んで、お膳立てをした…
ルガーノさんのお仕事は、コモ市内にある社長さんが経営している小さな商社で営業マンをしていて、年収は8万ユーロであります。
家は、コモ湖に面した通りにあります。
同居している家族は、お母さまひとりだけであります。
お見合いの席で、ルガーノさんはひとめでアタシのことを気に入ったので『今すぐにでも、アリョーナさんとお付き合いがしたい。』と言うていた…
けれども、アタシは気持ちの整理ができていないので、4~6日考えさせてほしいと社長さんに伝えた…
この時、アタシは5度も結婚生活に失敗していたので、ルガーノさんとのお付き合いをためらっていた…
そんな時に、社長さんから電話で『ルガーノと会ってほしい…』と言われたので、アタシはルガーノさんとお付き合いをすることとあいなった…
お見合いから10日後の3月24日のことであった…
アタシは、気持ちの整理がつかない中でルガーノさんとお付き合いを始めました。
ルガーノさんと会いますと社長さんには伝えておいたけど、一度付き合ってみてダメだったら断ると言うことに変わりはなかった…
最初のデートは、軽くごはんでも食べながらおしゃべりをすることから始めた…
ふたりは、ドゥオーモ広場で待ち合わせをして、出会った後レストランに行って、軽くランチを摂りながらふたりで楽しくおしゃべりをして過ごしていた…
2回目以降のデートは、センピオーネ公園の中にある市立水族館に行ったり、ナヴィリオ運河を通る小さな遊覧船に乗って、ミラノデートを楽しむなどして、2ヶ月間を過ごしていた…
そして、12回目のデートはセンピオーネ公園へ行きました。
公園のベンチに座って、ふたりでお話をしている時に、ルガーノさんはアタシにプロポーズをしました。
ルガーノさんは、小さな箱を取り出して、箱の中に入っている給料3ヶ月分のカメリアダイヤモンドのエンゲージリングを手に取って、リングをアタシの右の薬指につけた後に、アタシの手のひらにそっとキスをした…
「アリョーナ…ぼくの妻になってほしい…ぼくには…アリョーナが必要なのだよ…アリョーナ…」
アタシは、ルガーノさんからのプロポーズの言葉を聞いて、うれしくなったので、涙がポロポロとこぼれていた…
2029年6月の第1日曜日に、アタシはルガーノさんとふたりきりでサンタゴスティーノ教会で結婚式を挙げた…
アタシは、再び白いウェディングドレスを着ることができた…
教会のチャペルにて…
アタシは、ルガーノさんとふたりで神父さんの前で結婚のちかいをのべました。
ふたりは、永遠の愛をちかった後に婚礼指輪を交わした…
そして…
ルガーノさんは、アタシのウェディングベールを上げて、アタシを抱きしめてキスをした…
何度も何度も繰り返してキスをして行くうちに、アタシの身体(からだ)にルガーノさんの優しさがなじんでいた…
「アリョーナ。」
「ルガーノさん。」
「ぼくは…アリョーナだけを愛するよ…」
アタシはうれしくなって、涙がポロポロとこぼれていた…
(カランカランカラン…)
そしてアタシは、ルガーノさんと一緒にウェディングベルを鳴らしました。
やっと…
ソッフィオーネ(の鐘)を鳴らすことができた…
アタシはうれしくうれしくて、涙がいっぱいあふれていた…
ソッフィオーネは、イタリア語でタンポポと言っていた…
タンポポの綿毛に、アタシとルガーノさんの愛情をつめて、たくさんの幸せと慶びを届けたい…
アタシは、36歳でやっと見つけた本当の女の幸せを守って行こうと決意しました。
今度こそ…
アタシは幸せになるわ…
めでたしめでたし…