あたしを知らないキミへ
この時のあたしは、もうどうすればいいか分からなかった。

でも、美麗先輩を越えようとか、そうは思わなかった。


ただ・・
実はあの時学校でもう一つのことで傷ついた理由があった。


「美麗先輩」


美麗先輩とは、朝乗る電車が同じだった。
だからかもな・・。
きっとこれから、電車や学校で美麗先輩に会ったら、色んなの思いが込み上げてくるかもしれない。

それが多分、この先辛くなるんだろうな。
< 140 / 388 >

この作品をシェア

pagetop