あたしを知らないキミへ
「本当に・・ごめんなさい」
あたしは、朋美の彼氏に頭を下げた。
覚悟はしていた。
ちゃんと覚悟はしていた言葉だったのに、いざ目の前で言われると胸が痛くなった。
「全てあたしのせいなんです。自分のことしか考えてなくて、知らないうちに2人の邪魔をしていて・・。本当にごめんなさい。だけど・・朋美は何も悪くないんです。だから、朋美のこと嫌いにならないであげてください。朋美を1人にしないであげてください。朋美、口癖のようにいつもあなたのこと幸せそうに話してました。記念日の時だって、あんなに嬉しそうにはしゃいで。今日朋美、言ってました。今でもダーリンのことがすごく好きだって。勝手なこと言っているのは分かっています。でも、あんな人想いな人・・他にはいないと思うから・・。だから、お願いします」
そして、またあたしは頭を下げた。
それから少しの間が空いた後だった。
あたしは、朋美の彼氏に頭を下げた。
覚悟はしていた。
ちゃんと覚悟はしていた言葉だったのに、いざ目の前で言われると胸が痛くなった。
「全てあたしのせいなんです。自分のことしか考えてなくて、知らないうちに2人の邪魔をしていて・・。本当にごめんなさい。だけど・・朋美は何も悪くないんです。だから、朋美のこと嫌いにならないであげてください。朋美を1人にしないであげてください。朋美、口癖のようにいつもあなたのこと幸せそうに話してました。記念日の時だって、あんなに嬉しそうにはしゃいで。今日朋美、言ってました。今でもダーリンのことがすごく好きだって。勝手なこと言っているのは分かっています。でも、あんな人想いな人・・他にはいないと思うから・・。だから、お願いします」
そして、またあたしは頭を下げた。
それから少しの間が空いた後だった。