今夜23時、ベリーズカフェで。
“ブブッ!”
<リュウのクラスでも話あった?>
<寝てたからほとんど聞いてなかったけどなw>
<やばいよ・・。
バレたらどうしよう・・。>
<大丈夫だって。先公たちは電車通学してる奴らしか頭に無いし、
ミオが疑われることねーよ。>
<だよね。>
<つーかさ、仮にミオだってバレても、
“触られた”って言えばよくね?>
<あ!そっか・・。>
<“怖くなって気が動転してその場から逃げてしまいました”って言えばギリセーフっしょ。>
<確かに・・!ありがとリュウ!>
<あ、でもバレるまで言うなよ?
色々めんどくさそうだから。>
<分かってるよ♪>
そうだよ・・。
何も怖がらなくていい。
ウチにはリュウとタクヤがついてるし、
いざとなったらお父さんだっているし。
あの時みたいにまた嘘泣きすれば大人はみんな信じる。
“ブブッ!”
<昼休み体育館使われるんだったら、
今日はヤれないな。>
<たまには屋上でする?>
<ダハハ!ミオには敵わなぇなぁ。>