今夜23時、ベリーズカフェで。
「とにかく、もうこんな馬鹿な真似はやめなさい。」
「・・・・・・殺してやる・・。
絶対にアイツだけは殺してやる。」
「・・刑事の前でそんな事を言うな。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・分かった。
じゃあ今から刑事としてではなく・・
君と同様に、鈴木を憎む1人の男として“独り言”を言います。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「鈴木の両親は2人とも大企業の役員です。
金に物を言わせて、
奴は10年前に起こしたストーカー事件も示談に・・不起訴に持ち込んだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「今回だって証拠は挙げられなかったが、
精神疾患の診断書は間違いなく、
奴の両親の手が回されたはずだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」