クールな部長の独占欲を煽ったら、新妻に指名されました
「そうなんですか?」
「もっと聞かせてくれ」
言いながら部長は私の背中に手をまわし、下着のホックを外す。
胸のしめつけがなくなりほっと息を吐きだすと、今度は両手が私の服の中に入り込んだ。
手のひらで優しく胸をなであげ長い指でふにふにともむ。
「あ……、んん」
そのたびに唇から甘い声をもらす私を見て、ため息をつき部長が色っぽく眉をひそめた。
「まいったな。今まで我慢していた分、暴走しそうだ」
余裕のない声色に、体の奥が熱くなる。
「大好きです部長。中学生のときから、ずっと」
思わず告白すると、部長が視線を上げた。
「中学生のときからずっと?」
「部長は覚えてないと思いますが、大学時代兄の友人としてうちに遊びに来ていたころからずっと好きだったんです」
私の説明を聞いて、部長は驚いた表情を浮かべる。