この恋だけは予測不能!!
運命の日
明の頑張り
あれからなんやかんやあったけど、とうとうこの日がやって来た
放送「これよりぃ!○○中学校の体育祭を始めます!」
聡子の心の声(あれから色々対策は考えた。やれるかな…。いや、やるしかないんだ。優衣さんや和馬さん。そして校長先生の為にも)
ラジオ体操に玉入れ綱引き等が終わり前半終盤。
いよいよリレーになるまで後ちょっとって時だった
ギィー
大きな音と共に入場入り口が倒れ、何名かは軽傷をおった。
その日は風邪が強かったし補強が足りなかったんだとなり、軽傷者の手当てだけして、体育祭は続けられた
だが優衣と和馬は見逃さなかったその軽傷者の中に明がいたのだが、その明をみて「ちっ軽傷か」とボソッといった者の姿を
そしてリレー。
放送「第三走者結果は1組1位。2組3位。3組2位でした!続いてぇ最後の走者並んでください!」
一組は前田 二組は明 三組は足は遅いが長距離が得意な男子生徒だった。
三人は位置につく
先生「位置についてぇ」
明の心の声(っ…足が…)
さっきの入り口を避ける際足をくじいていた明は足の痛みを感じている
先生「よぉい…」
明(やるしか…ないんだ!)
明は覚悟を決めた。例え走れなくなっても一位をとる
その覚悟を
パァン
3人同時にスタートした。
まず前に出たのはやはり前田だった。
次に三組
明は三位だった
明は足の痛みに耐えながら走る
明(やっぱり僕じゃ…)
明は中盤諦めかけた
優衣「明くん!頑張って!」
優衣の声が聞こえた
明(そうだ…僕はもう一人じゃない!)
明は足に力をいれて走ったいつもの早さよりもっともっと早くなっていく
目をつむり歯を食い縛り痛いのをこらえてそして…
パァン
ゴール到着の合図だ
明は息切れし、座り込む
目の前では前田が息切れしている
明(負けた…?)
明は罵倒の嵐が怖くてまた目を閉じたが聞こえてきたのは歓声と、
放送「ただ今の結果一位…2組!」
という声が聞こえた
明(かっ、勝った…あの前田くんに僕が…)
そんな明に前田が声をかけた
前田「明くん…だったね。君足早かったんだね。僕は長距離が苦手とはいえ君には余裕で勝つと思っていたんだ。何せ君はいつも足が早いのに目立ちたくないからかは知らないが勝ちを譲ってるように見えたからね」
それは運動会の練習の時この時さらに目立つようにいつもビリでゴールするように言われていたからでもある。
でも本気を出しているつもりだった。
だが、明は心の中でずっと勝てるわけないそう思っていた
だが優衣の応援が聞こえた時一生懸命やりたい!そんな気持ちになれた。
だから勝てたのかもしれない
もし優衣の応援がなかったら…そう思うと明は優衣のことで頭が一杯になっていた
そんなことを思っている明の目の前に、前田が手をさしだした。
前田「一位おめでとう。だけど来年は勝たしてもらうよ?」
明「…」
明はビックリして何も言えなかった。今までは手を出される=叩かれるしかなかったのに、二度も手をさし伸ばされたからだ。一度目はもちろん優衣と、和馬あの時は助ける為にさし伸ばされた手。
今回はライバル同士が戦い終わった後に交わすような…
明は恐る恐る手取り立ち上がった。その際ふらついいたが、前田が明を支えた
前田はその際明の足が赤く腫れ上がっているのに気がついた。
前田「明くんその足…」
明「え、あ、さっき捻っちゃって…」
前田「あの入り口が倒れた時か…全く君はそんな足で僕に勝ったのか。。。」
明「た、たまたまだよ。今回は…」
明は優衣のいる方を見た。優衣は聡子に飛び付き嬉しそうに跳び跳ねている
明「今回は見方がいたから頑張れたんだ…あれがなかったら今頃僕はきっと…いや絶対に諦めて負けてたと思う」
明は優しい目で優衣をみながら言った。
前田も優衣を見て明が優衣に恋心を抱き始めてることを一瞬で察した
前田「なるほどノロケ話か。」
と冗談混じりにいうと、
明「そ、そんなんじゃないよ(汗)」
と照れていた
そんな二人は肩を組み合いながら退場した
明はすぐに保健室に運ばれた
痛みを我慢して走り一位まで取った明に一同は感心していた
クラスメイト男子1「明って意外にがんばり屋なんだな」
クラスメイト女子1「ねー?怠け者かと思ってた」
クラスメイト女子2「そうそう!それなのに怪我我慢してまで走るなんて…私ちょっと見直しちゃった!」
クラスメイト男子2「確かになぁ。よしじゃあ昼休みになったことだし皆で優勝者の見舞いにいってやるか?」
クラスメイト全員「さんせ~い!」
その後皆に誉められ、クラスメイトの中心で照れくさそうにしている明を和馬、優衣、聡子の三人は良かったなと言いたげな顔で見つめていた。
さぁいよいよ次は聡子の番だ
放送「これよりぃ!○○中学校の体育祭を始めます!」
聡子の心の声(あれから色々対策は考えた。やれるかな…。いや、やるしかないんだ。優衣さんや和馬さん。そして校長先生の為にも)
ラジオ体操に玉入れ綱引き等が終わり前半終盤。
いよいよリレーになるまで後ちょっとって時だった
ギィー
大きな音と共に入場入り口が倒れ、何名かは軽傷をおった。
その日は風邪が強かったし補強が足りなかったんだとなり、軽傷者の手当てだけして、体育祭は続けられた
だが優衣と和馬は見逃さなかったその軽傷者の中に明がいたのだが、その明をみて「ちっ軽傷か」とボソッといった者の姿を
そしてリレー。
放送「第三走者結果は1組1位。2組3位。3組2位でした!続いてぇ最後の走者並んでください!」
一組は前田 二組は明 三組は足は遅いが長距離が得意な男子生徒だった。
三人は位置につく
先生「位置についてぇ」
明の心の声(っ…足が…)
さっきの入り口を避ける際足をくじいていた明は足の痛みを感じている
先生「よぉい…」
明(やるしか…ないんだ!)
明は覚悟を決めた。例え走れなくなっても一位をとる
その覚悟を
パァン
3人同時にスタートした。
まず前に出たのはやはり前田だった。
次に三組
明は三位だった
明は足の痛みに耐えながら走る
明(やっぱり僕じゃ…)
明は中盤諦めかけた
優衣「明くん!頑張って!」
優衣の声が聞こえた
明(そうだ…僕はもう一人じゃない!)
明は足に力をいれて走ったいつもの早さよりもっともっと早くなっていく
目をつむり歯を食い縛り痛いのをこらえてそして…
パァン
ゴール到着の合図だ
明は息切れし、座り込む
目の前では前田が息切れしている
明(負けた…?)
明は罵倒の嵐が怖くてまた目を閉じたが聞こえてきたのは歓声と、
放送「ただ今の結果一位…2組!」
という声が聞こえた
明(かっ、勝った…あの前田くんに僕が…)
そんな明に前田が声をかけた
前田「明くん…だったね。君足早かったんだね。僕は長距離が苦手とはいえ君には余裕で勝つと思っていたんだ。何せ君はいつも足が早いのに目立ちたくないからかは知らないが勝ちを譲ってるように見えたからね」
それは運動会の練習の時この時さらに目立つようにいつもビリでゴールするように言われていたからでもある。
でも本気を出しているつもりだった。
だが、明は心の中でずっと勝てるわけないそう思っていた
だが優衣の応援が聞こえた時一生懸命やりたい!そんな気持ちになれた。
だから勝てたのかもしれない
もし優衣の応援がなかったら…そう思うと明は優衣のことで頭が一杯になっていた
そんなことを思っている明の目の前に、前田が手をさしだした。
前田「一位おめでとう。だけど来年は勝たしてもらうよ?」
明「…」
明はビックリして何も言えなかった。今までは手を出される=叩かれるしかなかったのに、二度も手をさし伸ばされたからだ。一度目はもちろん優衣と、和馬あの時は助ける為にさし伸ばされた手。
今回はライバル同士が戦い終わった後に交わすような…
明は恐る恐る手取り立ち上がった。その際ふらついいたが、前田が明を支えた
前田はその際明の足が赤く腫れ上がっているのに気がついた。
前田「明くんその足…」
明「え、あ、さっき捻っちゃって…」
前田「あの入り口が倒れた時か…全く君はそんな足で僕に勝ったのか。。。」
明「た、たまたまだよ。今回は…」
明は優衣のいる方を見た。優衣は聡子に飛び付き嬉しそうに跳び跳ねている
明「今回は見方がいたから頑張れたんだ…あれがなかったら今頃僕はきっと…いや絶対に諦めて負けてたと思う」
明は優しい目で優衣をみながら言った。
前田も優衣を見て明が優衣に恋心を抱き始めてることを一瞬で察した
前田「なるほどノロケ話か。」
と冗談混じりにいうと、
明「そ、そんなんじゃないよ(汗)」
と照れていた
そんな二人は肩を組み合いながら退場した
明はすぐに保健室に運ばれた
痛みを我慢して走り一位まで取った明に一同は感心していた
クラスメイト男子1「明って意外にがんばり屋なんだな」
クラスメイト女子1「ねー?怠け者かと思ってた」
クラスメイト女子2「そうそう!それなのに怪我我慢してまで走るなんて…私ちょっと見直しちゃった!」
クラスメイト男子2「確かになぁ。よしじゃあ昼休みになったことだし皆で優勝者の見舞いにいってやるか?」
クラスメイト全員「さんせ~い!」
その後皆に誉められ、クラスメイトの中心で照れくさそうにしている明を和馬、優衣、聡子の三人は良かったなと言いたげな顔で見つめていた。
さぁいよいよ次は聡子の番だ