@YUMI KO
それは何時頃だっただろうか?
2人ともすっかり眠ってしまっていたので正確な時間は全くわからなかった。
暗闇の中、静寂を切り裂くように突如電話が鳴り始めた。
その大きな音に驚き、あたしと穂香は同時に目を覚ましていた。
「なに……?」
穂香が上半身を起こして部屋の中を見回している。
「どっちかのスマホが鳴ってるみたい」
あたしはそう返事をしたけれど、寝る前にどちらのスマホもマナーモードに切り替えていたことを思い出して眉を寄せた。
この、けたたましく鳴り続けている音は一体どこからきこえてくるんだろう?
仕方なく電気を付けて確認してみると、穂香の枕元に3台のスマホが置かれていることに気が付いて「ヒッ!」と、息を飲んだ。
それは見間違うことなく、眠る前にゴミ袋にいれたあのスマホだったのだ。
2人ともすっかり眠ってしまっていたので正確な時間は全くわからなかった。
暗闇の中、静寂を切り裂くように突如電話が鳴り始めた。
その大きな音に驚き、あたしと穂香は同時に目を覚ましていた。
「なに……?」
穂香が上半身を起こして部屋の中を見回している。
「どっちかのスマホが鳴ってるみたい」
あたしはそう返事をしたけれど、寝る前にどちらのスマホもマナーモードに切り替えていたことを思い出して眉を寄せた。
この、けたたましく鳴り続けている音は一体どこからきこえてくるんだろう?
仕方なく電気を付けて確認してみると、穂香の枕元に3台のスマホが置かれていることに気が付いて「ヒッ!」と、息を飲んだ。
それは見間違うことなく、眠る前にゴミ袋にいれたあのスマホだったのだ。