@YUMI KO
「いいのよ。大したおもてなしもできなくてごめんね」


「今度はみんなでバーベキューでもしよう。な、貴久」


「そうだね。じゃ、俺はナナカを家まで送っていくから」


「本当に、ありがとうございました」


あたしは両親へ向けて深く頭を下げて、貴久と共に家を出たのだった。
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