@YUMI KO
☆☆☆
エマはどうしてあんな風になってしまったんだろう。
ごく最近まで本当にいい子だったのに。
少し飽きっぽいところはあったけれど、それは他の子でも見られる程度のものだったし、子供の興味が移り変わりやすいのはよくあることだった。
それでも、自分たち家族がエマの変化に気が付いてあげることができなかったことが悔やまれた。
エマの、ほんの少しの変化でも見逃さずにいればこんなことにはならなかったのではないか?
そんな気持ちが何度も何度も襲って来て、あたしはなかなか眠りにつくことができなかったのだった。
あたしがようやく眠りについたのは夜中の2時半を過ぎた頃だった……。
夢を見ていた。
あたしが立っている場所はエマと一緒に遊んだ、あの河原だった。
澄んだ水はおだやかに流れていて、とても心地いい。
あたしは川に足を付けていて、振り向くとエマが立っていた。
エマの足元には小石が積み上げられている。
エマはどうしてあんな風になってしまったんだろう。
ごく最近まで本当にいい子だったのに。
少し飽きっぽいところはあったけれど、それは他の子でも見られる程度のものだったし、子供の興味が移り変わりやすいのはよくあることだった。
それでも、自分たち家族がエマの変化に気が付いてあげることができなかったことが悔やまれた。
エマの、ほんの少しの変化でも見逃さずにいればこんなことにはならなかったのではないか?
そんな気持ちが何度も何度も襲って来て、あたしはなかなか眠りにつくことができなかったのだった。
あたしがようやく眠りについたのは夜中の2時半を過ぎた頃だった……。
夢を見ていた。
あたしが立っている場所はエマと一緒に遊んだ、あの河原だった。
澄んだ水はおだやかに流れていて、とても心地いい。
あたしは川に足を付けていて、振り向くとエマが立っていた。
エマの足元には小石が積み上げられている。