@YUMI KO
鳴る~理香先生side~
今日も変わりない1日が終った。
生徒たちは相変わらず元気そうだったし、橘さんの妹さんに会うこともできた。
とても可愛くて賢そうな妹さんだ。
「そういえば、ちょっと変なこともあったわね……」
私は日記帳を前にして小さく呟く。
橘さんたちを車で送って言った時に、昔使用していたスマホが見つかったのだ。
それは間違いなく自分のスマホだったけれど、どうして車の中にあったのか見当がつかなかった。
私は使わなくなったスマホはちいさな段ボールにまとめて入れて、クローゼットで保管しているのだ。
カードを入れ替えれば使えるようになるし、なにか役立つかもしれないと思ってなかなか捨てられずにいる。
そう思い、私はクローゼットに手をかけた。
左右に大きく開くと中段の服が見える。
屈んで下段を確認すると、見慣れた白い箱があった。
それを取り出し、中身を確認する。
生徒たちは相変わらず元気そうだったし、橘さんの妹さんに会うこともできた。
とても可愛くて賢そうな妹さんだ。
「そういえば、ちょっと変なこともあったわね……」
私は日記帳を前にして小さく呟く。
橘さんたちを車で送って言った時に、昔使用していたスマホが見つかったのだ。
それは間違いなく自分のスマホだったけれど、どうして車の中にあったのか見当がつかなかった。
私は使わなくなったスマホはちいさな段ボールにまとめて入れて、クローゼットで保管しているのだ。
カードを入れ替えれば使えるようになるし、なにか役立つかもしれないと思ってなかなか捨てられずにいる。
そう思い、私はクローゼットに手をかけた。
左右に大きく開くと中段の服が見える。
屈んで下段を確認すると、見慣れた白い箱があった。
それを取り出し、中身を確認する。