@YUMI KO
ゴミ収集所までは歩いて1分ほどの場所にある。
その間もあたしと穂香の間には重たい空気が流れていた。
歩くたびにガサガサと音を立てるゴミ袋から、異様な雰囲気が漂ってきているような気がした。
「ありがとう、ナナカ」
ゴミを捨てるとようやく安心したようで、穂香が言った。
「ううん。これで安心だね」
あたしもやっと大きく息を吐きだして、ナナカと一緒に家に戻ったのだった。
その間もあたしと穂香の間には重たい空気が流れていた。
歩くたびにガサガサと音を立てるゴミ袋から、異様な雰囲気が漂ってきているような気がした。
「ありがとう、ナナカ」
ゴミを捨てるとようやく安心したようで、穂香が言った。
「ううん。これで安心だね」
あたしもやっと大きく息を吐きだして、ナナカと一緒に家に戻ったのだった。