極上旦那様ととろ甘契約結婚
「罪なんて、そんな……」
そんな感情を持って欲しい訳じゃない。
「でも罪悪感なんて、最初だけだったな。それがあるから気になるんだって、だから見守るんだってのを建前にして、ずっと成美を目で追ってた」
「そんなの……全然、気付いてませんでした」
「ふふっ。気付かれなくて良かったよ。ちょっとストーカーっぽいなって自分でも思ってたから。でもおかげで成美を知れた。沢山知って、好きになった」
「沢山?」
「沢山だよ。自分が損しても仕事をやり遂げる真面目さや、頑張ってもアピールしないから評価されない不器用なところ。誰かに喜んでもらえると照れるところも、打ち解けすぎないように一歩引いて予防線張ってるところ。もっと俺が甘やかしてやりたい、笑顔にしたいって思って見てた」
蕩けそうな言葉に腕の中を抜け出して視線を合わせると、恥ずかしそうに笑んだ修吾さんがいる。
そんな感情を持って欲しい訳じゃない。
「でも罪悪感なんて、最初だけだったな。それがあるから気になるんだって、だから見守るんだってのを建前にして、ずっと成美を目で追ってた」
「そんなの……全然、気付いてませんでした」
「ふふっ。気付かれなくて良かったよ。ちょっとストーカーっぽいなって自分でも思ってたから。でもおかげで成美を知れた。沢山知って、好きになった」
「沢山?」
「沢山だよ。自分が損しても仕事をやり遂げる真面目さや、頑張ってもアピールしないから評価されない不器用なところ。誰かに喜んでもらえると照れるところも、打ち解けすぎないように一歩引いて予防線張ってるところ。もっと俺が甘やかしてやりたい、笑顔にしたいって思って見てた」
蕩けそうな言葉に腕の中を抜け出して視線を合わせると、恥ずかしそうに笑んだ修吾さんがいる。