極上旦那様ととろ甘契約結婚
どんどん考え込んで、本当にひどい頭痛に襲われて。週末、本当に寝込んでいた私はまだ布団の中だ。体調的に今日はもうほぼ大丈夫なのだが、どうにも億劫で、朝からずっとごろごろとしている。そのせいで、出掛け際に「食事は取るように」と念を押していった修吾さんの気遣いの甲斐なく、朝も昼も抜いてしまった。
何もやる気が出なくて洗濯さえ回していないのに、そのくせスマホだけは触っているのだから、どうしようもない。つまり、ちゃっかりと修吾さんが出勤しているかの確認だけはしたのだ。
昼休みに、好奇心が止められない風を装ってメッセージを送ったら、元同僚は笑いながら教えてくれた。『今日は出勤してるよ』と。
その返事にほっとしてまたウトウトと微睡んで、起きたのはさっきの修吾さんからのメッセージ。
「夢のおかげで折角、ちょっとだけ浮上したのに」
今朝は朝食の用意だけして逃げるように部屋に帰ったというのに、今日はもう修吾さんに会えないのだと分かると寂しいなんて自分でも我儘だとは思うけれど、残念な気持ちは否定できない。
それはさっき見た夢で新しく思い出せた事があったから尚更だ。
何もやる気が出なくて洗濯さえ回していないのに、そのくせスマホだけは触っているのだから、どうしようもない。つまり、ちゃっかりと修吾さんが出勤しているかの確認だけはしたのだ。
昼休みに、好奇心が止められない風を装ってメッセージを送ったら、元同僚は笑いながら教えてくれた。『今日は出勤してるよ』と。
その返事にほっとしてまたウトウトと微睡んで、起きたのはさっきの修吾さんからのメッセージ。
「夢のおかげで折角、ちょっとだけ浮上したのに」
今朝は朝食の用意だけして逃げるように部屋に帰ったというのに、今日はもう修吾さんに会えないのだと分かると寂しいなんて自分でも我儘だとは思うけれど、残念な気持ちは否定できない。
それはさっき見た夢で新しく思い出せた事があったから尚更だ。