【短編】クリギリ・ナイト
ある日のデートで、ドキドキするぐらいの、僕の胸だって破裂しそうなぐらいの服を来てきた。


こんなに早くにチャンスが到来するなんて


少し寒くなってきたにも関わらず、麻美ちゃんは、胸が、ガバッと開いたピンクのワンピースで現れた。



あの…


あの…



…挑発ですかぁ?



…僕、今日はもう、とまりませ〜ん。


と、思った瞬間に


僕の鼻から、たら〜って、出たんだ。


鼻血…


僕はすでに興奮してるなんて、恥ずかしい。



「キャア〜司、鼻血?
大丈夫!?」



あなたがそんな服で来るから悪いんです。


僕は、上を向き、一生懸命、首をトントンする。


「司、はい、ティッシュ。」


かっこわりぃ〜な僕。


少し沈黙が続き


その後、麻美ちゃんが僕の首をトントンしはじめた。


こ、こんな時に、な、なんて、ぶざまなんだー!!



「少し、落ち着いた?」


麻美ちゃんは、下から僕の顔を覗くように見て。


たまんなぁ〜い。


その顔、はい、タイプです。


この日は近くのベンチに座り、ゆっくりしてから、夜にご飯を食べにいく事にした。


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