俺とアイツの化学反応
入学式からの出会い~先生を呼び止める~side雲母
私は久留米雲母。私は親に縛られている。外出制限や体重制限、着る服や友達と遊ぶときに報告しなければならないし、学校も親が選ぶ。成績が落ちただけで怒られる。学校までは送り迎えしてもらう。ボディガードもいるし、家庭教師、習い事などetc…
_______もうこんな生活はうんざり。
なぜ私がこんな生活を送っているのかというと、私の母親は久留米渚という大がつくほどのスーパー女優。私の父の久留米翔は自分で言うのも嫌だけど、大企業の久留米コーポレーション社長で18の若さで大企業に成長させた。私のおじいちゃんが言うには、破滅寸前の久留米グループを救った自慢の息子らしい。
久留米グループは江戸のころから続く名家。一時期は世界を回していたほど。ただバブルがはじけると同時に経営は悪化。おじいちゃんの代で終わりだと思われていた久留米家は、私のお父さんによってまた名家へと回復し、今では久留米コーポレーションがないと世界が壊れてしまうほど毎日お父さんはテレビに出てるし、1人娘の跡継ぎの私に仕事を覚えさせるために仕事…主に書類業務を任せるほど忙しい。
ちなみに、久留米コーポレーションはアパレル関係で、ファッションデザインとブランドを持っている。ブランド名は「k」。この「k」にはいろんな意味が含まれている。とは言え、全部頭にkはつかないんだけど(苦笑)
話は戻るけど秘書はいるが、久留米家が始まってからずっと久留米家を支えてきた花總という家があって、そこが秘書をしている。
まぁ、私の秘書は奇跡的に女の子なんだけど。男の子だったらちょっと私の生活が終わっていたかもしれない。
とりあえず私が唯一といっていいほどの友達は、私の専属秘書である、花總百合だけだ。しかも奇跡的に同い年。百合とは学校もずっと一緒だし、英才教育を受けてるから話も合う。よく家の状況の愚痴を言ってるほど(笑) あ、でも、もちろん仕事の話もするし、ここ最近の流行など学校にいるときはあくまで、普通の人としての話をしている。
______入学式が終わり私は体調が悪くなり、百合と一緒にトイレに行ったら、百合は保健室に行ったのかトイレにはいなかった。で、保健室を探してたはずなんだけど、迷ってしまった。
「もうやだ。親には仕事任されるし、その仕事を徹夜で終わらせたら体調崩すし、百合はどっか行っちゃうし、迷子になっちゃうし。ここどこ?ここの学校広すぎ…」
私は半泣きになりながら百合を、もとい保健室を探した。
_______どれだけ時間がたっただろう。手元のスマホを見たらたったの5分しかたってなかった。でも今まで感じた5分の中で1番長かった気がする。スマホを見たら閃いた。百合にLINEしよう。
『百合今どこ?ここ階段の近く。多分職員室のつながるやつ。教室で待ってるね。』
送信されたのを確認して前を向いた瞬間先生がいた。
あれって、星雲先生?
そういえば、星雲先生はたぶん星雲亜輝良だろう。なんとなく前にパーティに来ていた星雲亜輝良に似ている。ほのかに匂う香水の匂い、きれいな顔立ち、ピシッと着こなしたアイロンがかかっているきれいな白衣。
白衣から香る柔軟剤のにおいといい、分厚い眼鏡かけてるし、ぼさぼさのかつらかけてるから分からないけど。
後で百合に調べてもらおう。
「また後で教室でな」
先生と話し終わった後、スマホを見たら百合から返信が来ていた。
『分かった。くれぐれも倒れないようにね。』
私は先生とのやり取りが忘れられない中、教室に向かっていった。
_______もうこんな生活はうんざり。
なぜ私がこんな生活を送っているのかというと、私の母親は久留米渚という大がつくほどのスーパー女優。私の父の久留米翔は自分で言うのも嫌だけど、大企業の久留米コーポレーション社長で18の若さで大企業に成長させた。私のおじいちゃんが言うには、破滅寸前の久留米グループを救った自慢の息子らしい。
久留米グループは江戸のころから続く名家。一時期は世界を回していたほど。ただバブルがはじけると同時に経営は悪化。おじいちゃんの代で終わりだと思われていた久留米家は、私のお父さんによってまた名家へと回復し、今では久留米コーポレーションがないと世界が壊れてしまうほど毎日お父さんはテレビに出てるし、1人娘の跡継ぎの私に仕事を覚えさせるために仕事…主に書類業務を任せるほど忙しい。
ちなみに、久留米コーポレーションはアパレル関係で、ファッションデザインとブランドを持っている。ブランド名は「k」。この「k」にはいろんな意味が含まれている。とは言え、全部頭にkはつかないんだけど(苦笑)
話は戻るけど秘書はいるが、久留米家が始まってからずっと久留米家を支えてきた花總という家があって、そこが秘書をしている。
まぁ、私の秘書は奇跡的に女の子なんだけど。男の子だったらちょっと私の生活が終わっていたかもしれない。
とりあえず私が唯一といっていいほどの友達は、私の専属秘書である、花總百合だけだ。しかも奇跡的に同い年。百合とは学校もずっと一緒だし、英才教育を受けてるから話も合う。よく家の状況の愚痴を言ってるほど(笑) あ、でも、もちろん仕事の話もするし、ここ最近の流行など学校にいるときはあくまで、普通の人としての話をしている。
______入学式が終わり私は体調が悪くなり、百合と一緒にトイレに行ったら、百合は保健室に行ったのかトイレにはいなかった。で、保健室を探してたはずなんだけど、迷ってしまった。
「もうやだ。親には仕事任されるし、その仕事を徹夜で終わらせたら体調崩すし、百合はどっか行っちゃうし、迷子になっちゃうし。ここどこ?ここの学校広すぎ…」
私は半泣きになりながら百合を、もとい保健室を探した。
_______どれだけ時間がたっただろう。手元のスマホを見たらたったの5分しかたってなかった。でも今まで感じた5分の中で1番長かった気がする。スマホを見たら閃いた。百合にLINEしよう。
『百合今どこ?ここ階段の近く。多分職員室のつながるやつ。教室で待ってるね。』
送信されたのを確認して前を向いた瞬間先生がいた。
あれって、星雲先生?
そういえば、星雲先生はたぶん星雲亜輝良だろう。なんとなく前にパーティに来ていた星雲亜輝良に似ている。ほのかに匂う香水の匂い、きれいな顔立ち、ピシッと着こなしたアイロンがかかっているきれいな白衣。
白衣から香る柔軟剤のにおいといい、分厚い眼鏡かけてるし、ぼさぼさのかつらかけてるから分からないけど。
後で百合に調べてもらおう。
「また後で教室でな」
先生と話し終わった後、スマホを見たら百合から返信が来ていた。
『分かった。くれぐれも倒れないようにね。』
私は先生とのやり取りが忘れられない中、教室に向かっていった。