ツンデレ娘とヘタレ男は気付かない
蒼視点




よしっ、準備は整ったね




ただ夜の道を歩くだけって杏子には伝えたけど、そんなわけ無いじゃん!!



中学からの友達にも手伝ってもらいながら何箇所か罠を設置してみた




あとはみんなを待つだけだね




「……おーい」


「猛、一番乗りだね」



「あとの二人は?」



「さぁ?これから来るんじゃん?」


「そっか」


「楽しみだね〜!」


「……そうだな」

あれ?

「楽しみじゃ無いの?」



「いや、楽しみなんだけど…
あいつらを二人きりにして大丈夫か?」



「そこは大丈夫!ちゃんと準備してあるから」


「そうか…なら安心だな!」

そう言ってニカッと笑う猛に少しドキッとしてしまう


私はあっちの二人よりもこっちのほうが緊張するだけど!!!


先日のバスケの大会のこと忘れたのかってぐらい能天気に話しかけてくるから、こっちも合わせて話さないといけなくなるじゃない!!









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