ツンデレ娘とヘタレ男は気付かない
杏子視点
嘘………………でしょ………………………?
化学選択者が3人しかいないなんて
しかも一人は圭太だし!!!!
どうしよう!どうしよう!
3人しかいない教室でこれから一年間過ごすなんて…
とりあえず、圭太は置いておいてもう一人の子と仲良くしないと
いかにも文系みたいなふつうの見た目してるけどなんで理系なんて選んだのかな?
「おはよう!」
「………よう」
声小さっ!
後半しか聞き取れないぐらいの声量なのね
とりあえず会話をつづけなきゃ
「私たちのクラスって文系が多いみたいだけど、なんで理系を選んだの?」
「……なんとなく」
そこは私と同じなんだ
「そうなの?わたしも同じでなんとなくで選んだんだよね」
「そうなんだ…」
「………………」
「………………………………」
なんだこの沈黙の時間は
誰かこの気まずい空気を変えてくれ
「おっ、俺もそうなんだよね……」
「えっ?」
圭太が自分から話しかけてきた…!
これは仲良くなれるチャンスなのでは?
「そうなんだ、私たち3人とも奇遇だね!」
「そうだね……」
「………………………」
「………………………………………」
また静かになってしまった
私から話さないと…!
「そういえばけい…」
って、寝たフリしてるし
会話拒否ですか、そうですか!!
あの子も読書して会話する気ないし、先生早く来て〜!
嘘………………でしょ………………………?
化学選択者が3人しかいないなんて
しかも一人は圭太だし!!!!
どうしよう!どうしよう!
3人しかいない教室でこれから一年間過ごすなんて…
とりあえず、圭太は置いておいてもう一人の子と仲良くしないと
いかにも文系みたいなふつうの見た目してるけどなんで理系なんて選んだのかな?
「おはよう!」
「………よう」
声小さっ!
後半しか聞き取れないぐらいの声量なのね
とりあえず会話をつづけなきゃ
「私たちのクラスって文系が多いみたいだけど、なんで理系を選んだの?」
「……なんとなく」
そこは私と同じなんだ
「そうなの?わたしも同じでなんとなくで選んだんだよね」
「そうなんだ…」
「………………」
「………………………………」
なんだこの沈黙の時間は
誰かこの気まずい空気を変えてくれ
「おっ、俺もそうなんだよね……」
「えっ?」
圭太が自分から話しかけてきた…!
これは仲良くなれるチャンスなのでは?
「そうなんだ、私たち3人とも奇遇だね!」
「そうだね……」
「………………………」
「………………………………………」
また静かになってしまった
私から話さないと…!
「そういえばけい…」
って、寝たフリしてるし
会話拒否ですか、そうですか!!
あの子も読書して会話する気ないし、先生早く来て〜!