ずっと一緒にいてね?

「そんなこはるちゃんのことを、もっと知りたいと思ったの。私達もこはるちゃんと仲良くなりたいから。もちろん、無理強いはしない。」


こはるちゃんは、しばらく黙ったままだった。


しかし、やがて、ポツリと言った。




「…やっぱり、生徒会長さん達は、私の思った通りのお方でした…。いえ、それ以上です。分かりました。お話しします。ただ…ひとつだけ条件があります。」


「条件…?」


「はい、生徒会長さん達にこんなことを言うのは、失礼だとは思うんですけど…絶対に誰にも話さないで頂きたいんです。この話を他の人に話されるのは、嫌なんです。他の生徒会の方に話すにしても、自分で話したいんです。」


そう語るこはるちゃんの瞳は、強い意志で溢れていて、私とももかちゃんは、反射的に頷いた。
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