ずっと一緒にいてね?
プレゼントを真剣に選んでいるはるなが可愛い過ぎて、思わず笑みが溢れた。
すると、なかなか決められないから面白がっているんだと勘違いしたようで、頬を膨らませて抗議してきた。
その姿さえ可愛くて。
思わず俺の膝の上のはるなの頭を撫でた。
「ちげーよ。何にしようか悩んでるはるながあんまり可愛いから。」
俺がそう言えば、予想通り顔を赤くするはるな。
ああ、可愛い。
俺の頭の中はこれでもかってほどはるなで埋め尽くされていると思う。
俺は今日も可愛いはるなに癒されていた。
相変わらずはるなが恋をしたのかは確かめられないままだったが。
…しかし、次の瞬間はるなの顔が一瞬だけ曇った。
俺はその瞬間を見逃さなかった。
一人自分の世界に入ったはるなの腕を引っ張り、腕の中に閉じ込める。