ずっと一緒にいてね?
ニヤッと笑って言えば、未だに不満そうな顔だったが、諦めたようで、それ以上何も言って来なかった。
この時、俺はある一つの決断をした。
それは、明後日のはるなの誕生日に“告白する”こと…
俺ははるなのことを恋愛的な意味で好き…いや、それ以上に愛してるし、はるなも無自覚らしいだけど、俺のことを意識してくれているみたいだから。
もちろん、祐介や先輩方には黙っておくつもり。
言ったところでからかわれるだけなのは、目に見えてるし。
「…はるな、覚悟しとけよ?俺、すっごく重いから。」
「覚悟…?重い…?」
案の定、はるなは何のことかさっぱり分かってないみたいだったけど。
今は分からなくてもいいんだ。
でも、絶対に好きにさせてやるし、俺はどこまででもはるなを思い続けるから、覚悟しておけよ?