ずっと一緒にいてね?
「あ、ちぢおかえり。ちぢの好きな紅茶いれてあるよ。」
ホントだ…最近私がハマってる蜂蜜入りの紅茶。
…うん、美味しい。
この蜂蜜の甘さ加減が好き。
その甘さを味わいながら、私はおもむろに口を開いた。
「…ねぇ、まな。」
「…分かってるよ、はるなのことでしょ。確かにはるな、最近またさらに可愛くなった。雅への恋心を自覚してないにしても、雅との間に何かあったのは十中八九間違いない。」
…だよね。
雅となんかあったって聞いた時のはるなの表情からも、それは読み取れる。
「…まなだったら、はるなにどんなヒントを教える?」
「…じゃあ、逆に聞くけど、ちぢはなんて言うつもりだったの?あの時はるなにヒントを教えるって言ったのちぢでしょ?」