ずっと一緒にいてね?

私が頭の中でぐるぐる考えていると、ゆうねぇとまなねぇが急に抱きついてきた。


え、何……!?


突然のことに驚いて、体が固まってしまった。


だって、私から抱きつくことはいくらでもあるけど、二人の方から抱きついてくることはあまりない。


「ふ、二人ともどうしたの…?」


思いっきり抱きつかれて苦しかったけど、気になったことをそのまま聞いてみた。


「…いや、普段のはるなも可愛いけど、恋したはるなはもっと可愛いなって。」


「だけど、その顔をさせられるのは雅だけだから、ちょっと悔しいなって思ったりもして。」


………!?

ふ、二人とも何言ってるのー!?


私はあまりにも恥ずかしくて、何か喋ろうにも、口をパクパクさせることしか出来なかった。


そんな私に、またしても二人して優しく頭を撫でてくれた。
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