ずっと一緒にいてね?
私は顔がプッシューと音を立てそうなくらい真っ赤になって、思わずゆうねぇの後ろに隠れた。
その行動に雅はキョトンとしている。
そんな私と雅の様子を見て、ゆうねぇとまなねぇは笑いを堪えている。
「…ほら、隠れてないで出ておいで、はるな。」
「主役が隠れてたら始まらないよ。」
いつもだったら、ここで素直に二人の言うことを聞くんだけど、今回ばっかりは譲らない。
だって、雅の顔が恥ずかしすぎて直視出来ないんだもん…//
それになんなの、キラキラオーラ満載のあの笑顔は…!
私をドキドキさせすぎの罪で雅を逮捕したい…
「キャッ…」
突然視界が高くなってびっくりしていると、まなねぇに抱き上げられていた。
「はい、雅。お姫様のエスコートお願い。」
さらっととんでもないことを言いながら私を雅に預けるまなねぇ。