ずっと一緒にいてね?
…なんだけど、汚しそうで怖い。
普段はあまり気にしないんだけど、さっきから汚さないようにすごく気を使ってる。
この服は可愛くて気に入ったけど、できれば普通の服で食べたい…
「はるな、どうかした?」
食事の手が止まっている私に気付いた雅が聞いてくる。
「…あ、ううん。なんでもないの。ただ…この服汚さないように気をつけなきゃなって思ったの。」
「なるほどな。大好きな先輩方と寺町達からもらった服だもんな。はるならしい考えだよ。」
そう言って優しく頭を撫でてくれる雅。
…っ//だから、その笑顔はキラキラ過ぎるんだって…
なんか私、雅の一挙一動に反応してる気がする…
こんなんで大丈夫かな…
私が幸せとある種の不安に浸っていると、向かい側から拗ねたような声が聞こえてきた。