ずっと一緒にいてね?
♯8 告白…!?
【sideはるな】
私は、最後の一口をだべ終えると手を合わせた。
「ごちそうさまでした。」
「はーい。美味しかった?」
笑顔で聞いてくるかのちゃんに私も自然と笑顔になった。
ふと壁にかかった時計を見ると、8時を少し回ったところだった。
「もうこんな時間…」
パーティーが始まってからすでに3時間が経過していた。
そういえば…
「こはるちゃんや雅やゆうにぃは、こんな時間まで大丈夫なの…?」
私の家は学校から近いけど、電車通学の人も結構いる。
「私は大丈夫だよ。はるなちゃんの家とは逆方向だけど、学校から歩いて20分だから。」
「私と雅も平気ですよ。電車に乗って一駅ですから。」
割とみんな近いんだ。
「あ、大丈夫だよ。片付けは私達でやるから。」
手伝おうとするこはるちゃんを慌てて止めるももかちゃん。