ずっと一緒にいてね?
すると、突然はるなの瞳から、大粒の涙が流れ出した。
え…泣くほど俺の告白が嫌だったのか…
いや、それ以前に俺の言った意味が分かったのか…?
さらに混乱する俺に、はるなは勢いよく抱きついてきた。
「…グスッ…わ、私も雅が好き…大好き…お兄ちゃんとかじゃなくて…れ、恋愛感情で好き…グスッ…雅ぃぃ…」
……………!??
嘘だろ……!!
はるなが俺のことを好き……?
恋愛感情で……?
…っていうか、恋愛感情なんてそんな言葉、どこで覚えてきたんだよ…
「…それ、ほんとかはるな?」
はるなの言葉が信じられなくて、思わず聞き返す。
「ほんとだよぉぉ…雅に彼女がいたらやだよぉぉ…」
……!!
俺はその言葉にびっくりしたけど、これで確信した。
はるなが間違いなく俺のことを、友達ではなく一人の男として好きでいてくれていることを…