ずっと一緒にいてね?
…が、しかし。
言った場所が悪かった。
ここは、俺たち二人だけではなく、他のクラスメイトもいる教室。
「……は!?それ誰!!!!!?っていうかどういうこと!?」
一輝の声が教室中に響き渡った。
その声に、クラス中の人達の視線が一気に俺たち二人に集まった。
はあ。
言う場所完全に失敗したな。
クラス中のやつらの視線浴びるとか気分悪い。
特に女からの視線にマジで吐きそう。
「…一輝。ちょっと来い。」
俺は、未だに驚いている一輝をクラスの外に引っ張り出しす。
そして、ドアの近くの席のやつに、俺らは具合が悪くて、保健室に行ったことにしといてくれと頼むと、生徒会室の近くにある空き教室に一輝を連れ込んだ。
「…お、おい!雅、どういうことだよ…!」
俺が急に引っ張り出したせいで、息切れしている一輝。