ずっと一緒にいてね?
だから、誰がなんと言おうと、この決意は曲げたりしない。
もう私は、あの頃みたいにみんなに頼ってばっかりで、弱い自分じゃない。
それをちゃんと証明してみせるよ。
だから、そのためにもちゃんとみんなの前で宣言するよ。
「…雅。その史華さんとケリをつける時、はるなも連れて行って。史華さんと話がしたいの。」
私のその言葉に、全員が目を見開いて固まった。
ただ、ゆうねぇとまなねぇだけは私の顔をジッと見てから、ゆっくりとこう言った。
「…はるなは成長したね。前のはるなならそんなこと言わなかったよね。」
「その様子からすると、もう決めたことなんだよね?誰になんと言われようと、行くんでしょ?」
私を見つめる二人の瞳は優しい。
「…うん。」
私が短く返事をすると、いつもの笑顔で微笑んでくれた。