ずっと一緒にいてね?

「…分かった。それなら、私達はなにも言わないよ。ただ、何かあった時は、絶対にはるなの味方だから。」


「そうだね、まなの言う通り。私達ははるなのこと見守ってるから、自分の想う通りに行動してごらん。」




…いつだってゆうねぇとまなねぇはブレない。


私のことを常に心配してくれる一方で、私が決めたことには反対せずに見守ってくれる。


昔からこの優しさにどれだけ救われたか分からない。


二人は私の自慢の幼なじみだ。


「…はるなの決意は分かった。それでも…俺は心配だ。今のあいつは、自分の思い通りにならないと分かったら、何をするか分からない。だから、行ってほしくないとも思ってしまう…」


雅の、私が好きだからこその弱気な発言に心が少し暖かくなった。


でも……


「…いくら雅が心配だって言っても、これだけは絶対譲らない。それに、はるなには雅っていう最高のナイトがついてるもん。雅がはるなのこと守ってくれるんでしょ?」
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