ずっと一緒にいてね?
俺が生徒会室を出てこの前と同じ場所へ向かうと、もうすでにあいつが待っていた。
俺が現れるとニヤリと笑った。
「…あら。ちゃんと逃げずに来たのね。それで?答えは決まったかしら?」
前はこいつを見るだけで心が震えていたのに、今ではちゃんと正々堂々向かい合える。
「…俺はお前がなんと言おうと絶対にはるなと別れない。これが俺の出した答えだ。」
俺の答えを聞いて一気に顔が険しくなったあいつ。
「…!じゃあ、そのはるなってやつがどうなってもいいのね!?容赦しないわよ!?」
そうヒステリックに叫ぶあいつは、正気には見えない。
「…お前が何をするつもりなのかは知ったこっちゃないが、はるなを傷つけたら殺す。」
俺が低い声でそう言えば、ビクッと肩を震わした。
顔も青くなっている。