ずっと一緒にいてね?
…うん、相変わらず察しがいいね、ゆうかちゃん。
「もらえたよ。今さっき。」
「そっか、良かった。じゃあ、私はるなの様子見てるまなと変わって来る。」
「了解〜。よろしく。」
すると、少しして今まではるなの様子を見ていたまなちゃんが戻ってきた。
「まなちゃん、はるなはどう?」
「大丈夫、気持ち良さそうに眠ってるよ。」
その言葉にホッとする。
「ねぇ、えみ、入学式ではるなのこと言うよね?」
「当たり前。入学式は全校生徒参加だし。今朝のこともあるし、生徒会長直々に忠告してやるの。」
「そう言えば、ここに来た時全員機嫌悪かったよな…今朝さっきのはるなってやつのことでなんかあったンスか?」
雅が思い出したように聞いてくる。