ずっと一緒にいてね?
「怖っ…」
「いや、当たり前。だって怖くしないと気がすまないもん。」
「僕は別にいいと思いますよ。騒がれたり、何も知らないのに好き勝手言われるのは、僕も嫌ですし。」
祐介がしれっと言う。
うん、祐介は私達が無理言っても大体の場合は反対しないからね。
ありがたいね。
やっぱり、祐介を副会長に選んで良かった。
「えみ達、そろそろだよね?入学式、9時半からでしょ。」
「ああ、そろそろ行かないとじゃん。あきちゃんありがと。」
「ううん、私とましろちゃんとゆうかちゃんとまなちゃんではるな見てるから。えみ達は、心置きなく脅してきて。」
「りょーかい。」
「…なんか今日一日で先輩達と相川のイメージが大分変わった気がする…」
なんか雅がぶつぶつ言ってるけど、まあほっとこう。
「じゃ、はるなのこと頼んだ。」
「「「オッケー、任せて。」」」
私達生徒会メンバーは、生徒会室を後にした…