ずっと一緒にいてね?
「ゆうにぃ、大好き!!」ギュッ
「わ///…ほんと、可愛すぎだろ…」
ゆうにぃの呟く声は、私には聞こえなかった。
ゆうにぃがはるなって呼んでくれたことがただただ嬉しくて。
すると、そんな私にゆうにぃが突然意味不明なことを言ってきた。
「…はるな、そろそろ離そうか。雅がやきもち妬いちゃうからね?」
…へ?
どういうこと?
やきもち妬くって何?
それに、何で突然雅が出てくるの?
私は、意味が分からなくてゆうにぃの腕の中で首を傾げた。
すると、突然腕をグイッと引っ張られて誰かの腕の中に収まった。
後ろを振り返らなくても分かる。
この腕は…
「…雅?」
突然どうしたのかな?
心の中でそんなことを思っていると、雅は、何も言わずに、もう一度私を抱きしめた。