ずっと一緒にいてね?
はるなの汚れのないその瞳、そして、純粋な美しい心を持つ、そんなはるなを可愛いと思った。
私をゆうにぃと呼んでくれるはるな。
兄のように思われていると思うと、ちょっと複雑な気もしたけど、極度の人見知りで、8人以外には懐かないはるなが、私に懐いてくれたのだと思うと、兄だろうが何だろうが何でも良かった。
そして、何より驚いたのが、中2以来女嫌いで、8人以外の女には近づこうともしなかった雅が、はるなには心を開いたことだった。
さらには、雅ははるなに惚れましたね。
それは、誰が見ても一目瞭然のことだった。
雅は、話してくれなかったが、雅が中2の時、何があったかは知っている。
雅は、ただ一人の幼なじみで、弟のような存在。
だから、当時、彼女が出来た時は、どんな子なのだろうとこっそり会いに行ったことがある。