ずっと一緒にいてね?
「まなちゃんの言う通り、今ちょうど全員そろってるから、聞いてもらおうかな。はるな、おいで。」
私は、何を考えるでもなく、手招きをしてくれたえみちゃんの元へ行く。
えみちゃんは、そんな私を隣に座らせてくれた。
みんなもりんごジュースを手にそれぞれ席につく。
「さてと、はるな以外は知ってるよね?さっき要点だけだけど、LINEで送ったはずだから。」
…え、そうなの?
えみちゃんの言葉に少し驚いてしまう。
「ごめんね、はるな。はるなには、直接話したかったから。他のみんなには、話がスムーズに進むように、要点だけ先に伝えておいたの。」
「う、ううん。全然いいよ…」
「ありがとう。ねえ、はるな、突然だとは思うけど、同級生のお友達ほしくない?」