幸せの扉を探して
大学時代
**大学の卒業を一週間後に控えた日**
架瑠(かける)は、
私との結婚を報告するために
実家へと帰っていった。
実家に行く事を心配する私に・・・・
「問題ないよ。
俺が、この先、ずっと一緒に
居たいのは、桜(ゆな)だけだから。
明日には帰るから、待っていて。」
と、私にニッコリ笑って
おでこにキスをして
マンションを後にした。
だが・・・・翌日になっても
架瑠は・・・マンションへ
・・帰って・・・来なかった・・・
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