幸せの扉を探して
回想 ②
そんなある日・・
永莉から
「桜が私を大事にしてくれて
いることは、とても嬉しいの。
私も桜が大好きだから
だけどね、桜にやっと彼氏と
呼べる人ができて
今まで、一人で頑張ってきた桜だから、
大友君と幸せになって欲しい。
恋人と過ごす時間を楽しみながら
味わってほしいの」
と、言われた。
「私も永莉が大好き。
まだ、彼氏ではないけど
大友君との時間も大切にするね」
永莉が私の事を考えて
言ってくれた言葉が
嬉しかった。
「うん、何かあったら
何でも言って。
何もなくても、
今からも沢山話そうね。」
と、言ってくれた。
それからは、
大友君と時間が会えば
二人で過ごす時間が
少しずつ増えて行った。