幸せの扉を探して
大学の二年生の夏に
正式に架瑠君と
付き合うことになった。
なれずにぎこちない私を
架瑠君は、優しく包みこんでくれた。
一緒に勉強したり
バレンタイン、ホワイトデー
お互いの誕生日、クリスマスと
恋人達が過ごすであろう行事には、
必ず二人で過ごしていた。
そして、その年のクリスマスイブに
私達は結ばれた。
それまでにキスは何度かしたが・・
架瑠君に、イブを二人で過ごしたいと
誘われて頷いた。
永莉は、すごく喜んで
その日の為の買い物をしようと
言ってくれた。
その日に着る服や下着?・・
架瑠君へのプレゼントを
二人で、ワイワイ、キャーキャー
言いながら、買い物を楽しんだ。