幸せの扉を探して

買い物をして戻り
今夜は、永莉がついて
永莉と小田さんが仕事の時は
あかねさんがついてくれる
事になった。

少しすると・・・
コンコン‥‥‥

入ってきたのは、長身のイケメン?

小田さんが
「颯天先生、来てくれたのかい?」
「はい、心配でしたので。」
「ああ、紹介しよう。
こちらは、桜ちゃんのお友達の
沢田永莉ちゃん。
永莉ちゃん、こちらは、
うちの副所長の荒木颯天先生だよ。」
「「はじめまして。」」
と、お互いに一緒になる。

颯天先生に小田さんは、
桜の容態を話すと

颯天先生から
「実は、先日・・・・・・」
と、話をされた。

やはり、何か・・あってる
大友君は、知っているのかな?

「大友君に話をした方が
良いですか?」
と、永莉は三人に訪ねると
海外にいるのに
心配かけたくないのもあるが
桜がそれを望んでいないのでは
ないか
と、なり一応ふせる事になった。

三人が帰り
永莉は、青白い顔で
眠る桜の手を握りしめた

どうして、相談してくれなかったの?
桜は、人の事ばかり気にするから
私の仕事が大変だから
心配かけたくない
とか、だろうが・・・
こんなに、なった方が
心配だよ。

夜の11時を回った頃に
桜は、目を覚まし
「‥‥‥‥ごめんね‥‥永莉ちゃん‥‥」
と、言った。

まずは、ナースコールをして
桜の目が覚めた事を伝えると
先生が見えた。

先生から容態をきかされ
お小言をもらっていた桜。

先生と看護師さんが
病室から出ると

「桜、私は桜のなに?」
「ええっと・・とも・・だち?・・」
「で、その友達に迷惑かけたくないから
とか、考えて、こんなになるまで
何も、言わなかったの?」
「・・・ごめ・・ん・・なさい・・」
「桜、謝ってほしいんじゃないの
ばか・・・心配・・したんだから・・」
と、涙を流す私に
「‥‥永莉ちゃん・・ごめんねっ・・」
と、辛そうに言う桜に
私は首を降りながら
「こっちこそ、ごめん。
桜の方が辛いのに。
あっ、さっきまで小田さんと
あかねさんと颯天先生?がいたの。」
「えっ、颯天先生まで。
また、心配かけちゃった。」
と、桜が言っていると

永莉の携帯に着信が・・
その音に
「きゃっ!!」
と、耳を押さえてふるえる桜
「桜、大丈夫?
   小田さんからだよ。」
と、言いながら電話に出て
桜が、目を覚ましたと報告をした。

小田さんは、颯天先生にも
連絡しとくからと、言ってくれた。

が・・・着信音に
こんなにふるえる・・なんて
< 27 / 104 >

この作品をシェア

pagetop