幸せの扉を探して
遠くて音がする・・・
だんだんと頭が冴えてきて
えっ、目覚まし?
俺は、目覚ましは使わない
はっ、桜?
リビングに向かうが・・いない
「桜っ!!ゆなっ!!!」
ダイニングテーブルには
俺の朝食が置いてある
もう、仕事に向かった?
急ぎの案件か?
と、思いながら
朝食を取り、桜の携帯をならずが
音が聞こえる
えっ、いる?
と、音をたどると
リビングのテーブルの上からで
そこには・・・・
離婚届。手紙。指輪。携帯。
が置いてあった。
俺は、手紙を見ながら
声をあげて泣いた。
どんな気持ちで昨夜
俺に抱かれたの?
どんな気持ちで
家をでたの?
桜っ‥‥‥‥ゆなっ‥‥‥うっ‥‥っ‥‥っ‥‥‥
俺は、誰にも迷惑がかからないように
離婚届にサインをして
直ぐに提出した。
桜の証人は、沢田だ。
俺は、勝手だが新の名前を借りた。
後は、俺が心を壊していたら
なんとでもなる
桜達だけは必ず護る。