幸せの扉を探して
事務所から帰りに
架瑠に連絡する。
あかねさんがタクシーを
呼んでくれていたから
「もうすぐ、家につくよ。」
と、伝えた。
架瑠から謝恩会に行く前に
迎えに行くからと言われて
電話を切った。
自分のマンションに帰って
シャワーを浴びて
謝恩会用のワンピースに着替える。
六時からだから
早くしないと間に合わない
と、思っていると
来客のブザーがなり
直ぐに玄関の鍵が開く音がした。
架瑠がきたんだ
と、思っていると
「えっ、この格好でいくの?」
「う···ん、おかしい?」
「おかしくない、
てか、似合い過ぎ。
誰にも見せたくない。」
「もう、そんなこと言ってくれるの
架瑠だけだよ。
心配しなくて、大丈夫。」
と、言うと
架瑠は、大きなため息をついて
「‥‥‥かける?‥‥‥」
「ゆなは、わかってない、
桜は、凄く綺麗で
人目を引くんだよ。
いつも、回りの男たちが
桜をみてるんだ。
桜は、俺のなのに」
と、言われて、真っ赤になっていると
「桜、可愛い。」
と、キスをされ
だんだん、深くなるキスに
流されかけて
「かけ・・る‥‥ダメ‥‥だよ、
謝恩会‥‥いくの‥‥‥」
「いかずに、ベッドへいこう。」
「ダメっ、永莉待ってるし
架瑠も新君や友達待ってるよ」
と、言うと
「はいはい、だけど
桜の口から男の名前なんか
聞きたくない。」
「えっ、新君だよ。
架瑠の親友の。」
「嫌なものは、嫌なの。」
と、拗ねる架瑠に
私からキスをして
「わかった、なるべく言わない。」
と、言うと、
架瑠は、ニッコリ笑った。
時間になり謝恩会の会場に
二人で向かった。
謝恩会も凄く楽しくて
永莉とも沢山話してから
架瑠と一緒にマンションに帰り・・
玄関が閉まると同時に
架瑠に抱き上げられ
ベッドへと連れていかれて
何度も抱かれた・・・・・・
「‥かけ‥‥るっ‥んんっ‥もぅ‥むりっ‥」
「くっ‥‥は‥‥ぁん‥‥ゆなっ‥‥ゆなっ」
二人で何度も果てて
そのまま眠ってしまった。