幸せの扉を探して
現在3️⃣

すり合わせ**


新と颯天は、調べたことの
すり合わせをして

やはり・・・

三菱銀行絡みではないか・・と


新は、父親と相談して
融資先を借り換えたことを
颯天に伝えた。

父親は、架瑠の事を
とても可愛がっていたから
「そんな事情があるなら
  妨げになりたくない。」
と、言ってくれた。

「本当にそれが原因かわからない。」
とも話したが
「少しの可能性も潰しておく方が良い。」
と、言ってくれたことを
颯天に話した。


永莉の事務所の事は、
なんとかなるらしい・・・

颯天が、
「永莉は、嫁に貰うから問題ない。」
と、言い切るので
新は苦笑いをすると
「まぁ、永莉が
OKしてくれたらの話しだけど。」
と、頭をかきながら
付け加えた。

後は、桜がお世話になった。

孤児院だが、そちらは彰さんが
直接話しに行くと
言ったので任せすることに・・

孤児院の園長は、
桜の事をちゃんと覚えていて
それに、桜の夫となる人が
そんな風に考えてくれたことが
嬉しいと言ってくれた。

彰は、
「銀行側からなにか、
不当な話がありましたら
直ぐに連絡下さい。」
と、伝えると
「はい、必ず。」
と、言ってくれて

[もしよければ、お二人で
園に遊びに来て下さいね。
と、桜に伝えて欲しい。]
と、言われた。


これで、五人が考えていた事は
クリアした。

他にもあるかもしれないが・・
後は、架瑠の両親だが・・・

それは、直接
架瑠と話すしかない。
< 65 / 104 >

この作品をシェア

pagetop