幸せの扉を探して
[ホストクラブに
行ったことありませんので、
架空の内容となっております]
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玄関で母に
「ごめんなさい。
もう、私の力では隠しきれなくて」
と、言われ
リビングに入ると、父から
「なんだ、これは!!!」
と、投げられたのは
私のカードの請求書だ。
たまに、友人に払ってもらうが
相澤財閥の名もあるから
瞳子が支払うことが多かった。
一回に50万になることもあり
月に約500万、600万の
請求となっていた。
「架瑠君は、この事を知っているのか?」
と、言われて
瞳子は、首を横にふると
父親は、
「二度と、行くな。
支払いは、してやる。
だが次は、ない。」
と、言いすてると
リビングを出て行った。
母は、オロオロするばかり・・
私は、母親に
「ごめんなさい。」
と、言って実家を後にした。
誰もいないマンションに戻り、
一人シャワーを浴びながら
涙が止まらなかった。
翌日、目が覚めてから
携帯を解約して
新しいものを購入して
母に新しい連絡先を知らせた。
マンションに戻り
ピアノの練習をしたり
読書をしたりして過ごした。
それから二日後に
母から実家に来るように
連絡があった。